株式会社 KDDI ウェブコミュニケーションズ（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：山田浩喜、以下、KDDI ウェブコミュニケーションズ）の提供する、クラウド電話 API 「Twilio」が、福岡市が提供開始する、PM2.5（微小粒子状物質）の測定値や予測情報を電話で案内する、自動応答サービス「福岡市 PM2.5 ダイヤル」に採用されました。
クラウド電話 API Twilio は、インターネット上から、電話や SMS の送受信ができるサービスです。公開された API をウェブサイトやアプリケーションなどに実装するだけで、電話や SMS の受発信機能、アップロードした音声を再生する再生機能、文字列を音声に変換できる音声合成機能など、さまざまな機能がご利用になれます。
今回、福岡市で提供開始されるサービス「福岡市 PM2.5 ダイヤル」は、福岡市民のみなさまが高い関心を寄せている PM2.5 の測定値や予測情報を、電話による自動応対サービスで提供するものです。
福岡市では、市民のみなさまから PM2.5 の測定値に関する問い合わせが以前から多数寄せられており、福岡市のホームページにて PM2.5 の測定値を公表していましたが、より簡単に、そして、インターネット環境のない市民のみなさまにも、測定値を案内できる方法がないか検討されていました。
これを受け、KDDI ウェブコミュニケーションズは、クラウド電話 API Twilio をソフト開発会社の株式会社エイゾクに提供し、電話による自動応答サービスの開発を支援しました。
福岡市 PM2.5 ダイヤルでは、市内八測定局における PM2.5 測定値と、福岡市にてデータ蓄積してきた、過去二年分の PM2.5 の測定値を基に算出した予報情報を音声で案内します。
市民のみなさまは、開設された電話番号に電話をし、アナウンスで流れる自分の知りたい地域の番号を選択するだけです。選択した地域の測定値を電話で確認できます。また、予測情報を知りたい場合は、環境基準を超えるか否かの予測や注意喚起の発令状況が確認できます。
この福岡市 PM2.5 ダイヤルの、電話の着信機能、利用者が入力するプッシュ音の認識機能、PM2.5 の測定値を読み上げる音声再生機能で、Twilio の API が使用されています。
KDDI ウェブコミュニケーションズでは、今回のインターネットを通して電話で情報を提供するという取り組みは、PM2.5 だけでなく、花粉・黄砂・放射能・海外渡航情報などの場面で、今後さらに活用できるのではないかと考えています。クラウド電話 API サービス Twilio を通して、インターネットと電話をより簡単に、より自由に繋げることで、電話や SMS を用いたさまざまなサービス開発を支援できるよう、努めてまいります。
| 提供期間 | 平成 25 年 12 月10 日から平成 26 年 5 月 31 日まで |
|---|---|
| 電話番号 | 050-3000-2500 |
| 提供内容 | 市内八測定局における PM 2.5 測定値，PM2.5 予測情報 |
| 電話料金 | 利用者負担（契約内容等により料金は異なる。） |
| 提供主体 | 株式会社エイゾク及び福岡市 |
| 協賛企業 | CROSSEED 株式会社（測定値アナウンス後の広告文広告主） |
初めて電話した人には以下の案内が流れます。電話番号通知に設定している人が次回電話した際には前回押した番号の応答から開始します。
福岡市 環境局 環境保全課 担当：林，中牟田
TEL：092-733-5386
株式会社エイゾク 担当：市川
TEL：044-900-4650 MAIL：info@eizoku.com
※本資料に記載されている会社名は、各社の商標または登録商標です。
1997年以来ホスティング専門事業者としてサービス提供を行っており、2007年 10月よりKDDIグループ入り。
レンタルサーバー「CPI」、クラウドサービス「CloudCore」、ホームページ作成サービス「Jimdo」、クラウド電話 API「Twilio」、コラボレーションツール「corabbit」、ガジェット e コマースブランド「OneMe」を展開。
http://www.kddi-webcommunications.co.jp/
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